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腰椎椎間板ヘルニアの動作

●立った姿勢が左右どちらかに傾いている

まず、真直ぐに立っているときに、後ろから背中全体を見ます。腰や足に腰椎椎間板ヘルニアの痛みがあれば、体は少し右か左に傾いています。

このことは、腰椎椎間板ヘルニアで圧迫されている神経根を少しでも圧迫から逃がすために、無意識のうちに体を横に曲げていることを意味しています。

一方、横から見た背なかのカーブについても注意しておきます。背なかが丸くなっていないか、腰の反りが強く、お尻が後ろにつき出ていないかどうかを見ておくことも重要です。このような人は、椎間関節へのストレスが強く、腰椎椎間板ヘルニアの痛みが起きやすいからです。


●おじぎをしてみる

次に、膝を伸ばして立った姿勢から、おじぎ動作をして手を床の方に伸ばします。体を前に曲げると、腰からお尻を通って太ももの後ろを走る坐霜経が伸ばされるので、もし、腰椎椎間板ヘルニアがあって左右いずれかの神経根を圧迫していると、おじぎ動作は制限されて十分にできなくなり、神経根がおされている側の足に痛みがあり、その痛みをやわらげようと、自然に膝を曲げようとします。

おじぎ動作をするときには、腰椎と骨盤と股関節との相互の動き方にも注意します。腰椎椎間板ヘルニアの問題のない人がおじぎをする動作を横から見ると、まず腰椎部分の屈曲が起こり、約60度前におじぎをしたところで、骨盤の前への回転が起こり、最大のおじぎ角度になります。

逆に、背筋を伸ばしてもとの直立の姿勢に戻るときには、まず骨盤が股関節を中心に後方に回転して、約60度の位置まで体が起き、続いて腰椎が回転してもとの真直ぐの姿勢に戻ります。

ところが、腰椎椎間板ヘルニアで腰の痛い人がおじぎをすると、腰のカープはそのままで、あるいは60度までいかずに止まってしまい、股関節を中心に骨盤を前に回転しておじぎ動作を続けようとします。

おじぎ動作をしても腰が十分に回転せず、腰の骨の相互の動きが悪いのです。おじぎから直立の姿勢に戻ろうとするときは、膝を曲げ骨盤を後ろに回転させて起き上がろうとします。このときも腰をかばって、腰をできるだけ動かさないようにしています。